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金子 純一; 米澤 仲四郎; 春日井 好己; 角谷 均*; 西谷 健夫
Diamond and Related Materials, 9(12), p.2019 - 2023, 2000/12
被引用回数:9 パーセンタイル:47.87(Materials Science, Multidisciplinary)高圧高温合成法でつくられた高純度IIa型ダイヤモンド単結晶に含まれる金属不純物測定を熱中性子による中性子放射化法を用いて行った。高純度IIa型ダイヤモンド結晶からは数ppb以下のCr,Co,Au,Sbが検出された。IIa型ダイヤモンドの電気特性に対するこれらの金属不純物の影響はドナー、アクセプターとして振る舞う窒素、ホウ素と比較してほぼ無視できる量であった。一般的なIb型ダイヤモンド結晶からは、IIa型ダイヤモンド結晶で検出された元素以外にNi,Moが検出された。それぞれの結晶合成に使用された金属触媒の違いが、ダイヤモンド中の金属不純物の違いにつながった。
玉井 広史; 小川 俊英; 松本 宏; 小田島 和男; 相川 裕史; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 近藤 貴; et al.
Japanese Journal of Applied Physics, 29(10), p.L1911 - L1914, 1990/10
被引用回数:1 パーセンタイル:10.07(Physics, Applied)JFT-2Mトカマクにおけるイオンバーンシュタイン波加熱実験(IBW)の報告である。アンテナ負荷抵抗はプラズマがアンテナに近づくにつれて上昇し、Hモード時は、周辺密度が下がることによって減少した。IBWによる水素イオンの加熱が観測されたが、同時に、スクレイプオフ層の電子加熱も起きており、これは輻射損失の増大をもたらし、この結果、エネルギー閉じ込めは、同一条件における従来型のモード変換加熱に比べ低い値を示した。またHモードプラズマへIBWを入射したところ、きわめて短時間の内に不純物の蓄積が起こり、Hモードプラズマ状態を持続できなかった。
福島 奨; 半田 宗男; 塩沢 憲一; 平田 勝; 水上 治男*
JAERI-M 90-062, 49 Pages, 1990/03
直流アーク(DCA)および誘導結合プラズマ(ICP)の両発光源を備えたプルトニウム燃料用微量金属不純物定量装置を設計・製作した。本装置では、限られた燃料研究棟の床面積の有効利用を図るために、DCAおよびICP発光スタンドを1台のグローブボックス内に、しかも1台の分光器により測定できるよう同一光路上に配置する新しい設計を採用した。このために生じる光路長の増大に伴う感度低下、ICP発光分光分析用液体試料から発生する酸性蒸気によるグローブボックス内装装置の腐食劣化等の問題は、光学系の改善、給気導入系の新設等により解決した。本装置の定量性能は、グローブボックスに格納しない、単独発光源のDCAまたはICP発光分析装置に同等であることを、BEC(Background Equivalent Concentration)値の比較から確認した。
半田 宗男; 平田 勝; 塩沢 憲一; 福島 奨
JAERI-M 90-015, 134 Pages, 1990/02
発光分光法による核燃料中の金属不純物の定量の現状について調査した。発光分光法の開発の経緯、Pu用分析装置、核燃料中の金属不純物の許容濃度についてはじめに解説した。続いて、担体蒸留法-直流アーク(DCA)分光法(AES)によるU及びPu系燃料中の金属不純物の定量、化学分離、DCA-AESによる希土類元素の定量について概説した。また、誘導結合プラズマ(ICP)-AESによるTRUの定量及び金属不純物の定量について詳説した。さらに、各種微量分析法の検出下限値について、最新のレーザ励起-蛍光分析(LIF)及びレーザ励起-加速イオン化法(LEI)を含めて比較討論を行った。最後に大洗研燃料研究棟に整備したDCA-ICP-AESを利用した実験計画について紹介した。
玉井 広史; 小川 宏明; 小川 俊英; 松本 宏; 小田島 和男
JAERI-M 86-143, 12 Pages, 1986/10
JFT-2Mトカマクにおいて、ICRF加熱時の不純物による輻射損失増大を抑えるためにアンテナ周囲をカ-ボンブロックで覆い低Z化を図ったところ、期待通りに輻射損失の低減を行なう事が出来た。これは、特にアンテナ近傍からの鉄・チタン等の金属不純物発生が抑えられた為であり、ICRF加熱時にアンテナ近傍電場が金属不純物発生に主要なる役割を果しているという不純物発生機構の理論的予測を強く裏付ける実験結果となっている。
永見 正幸; 藤沢 登; 伊尾木 公裕*; 狐崎 晶雄; 木島 滋; 小原 祥裕; 関 省吾; 嶋田 道也; 菅原 享*; 横溝 英明; et al.
JAERI-M 8983, 17 Pages, 1980/08
Doublet-IIIにおいて、ポロイダル・ダイバータを有するD形プラズマを生成し、以上の結果を得た。1)ダイバーター室を有しない単純なダイバーター配位で、金属不純物のプラズマ中への混入は、1/10以下に制御できる。2)ダイバータ領域のプラズマ密度は、主プラズマ密度の増加に伴ない非線形に増加する。3)主プラズマ密度の増加に伴ない、中性粒子ガスはダイバー夕ー領域に強く集中する。4)ダイバーター領域のプラズマ密度の増加に伴ない、ダイバーター領域での放射冷却が有効になる。
山内 俊彦; 永見 正幸; 仙石 盛夫
Japanese Journal of Applied Physics, 19(9), p.1737 - 1743, 1980/00
被引用回数:6 パーセンタイル:34.8(Physics, Applied)DIVAトカマクプラズマ中における金属不純物の挙動を調べることを目的として、ルビーレーザ光を金属膜に照射する方法によって金属不純物の注入を行った。この報告ではルビーレーザ光を用いた金属不純物注入法に関する設計および注入量について述べる。注入された金属不純物は、金およびアルミニウムである。パイレックスガラス板に蒸着されたこれらの金属膜にルビーレーザ光を照射し金属蒸気を生成させ、更にDIVAプラズマ中に混入,浸透させる。この方法では、(1)膨張する金属気体の分布が二乗余弦分布より鋭いこと,(2)金属試料の蒸発量の制御が容易であること,(3)金属気体の注入速度をレーザ光強度により可変できること、などの利点がある。
前野 勝樹; 山本 巧; 鈴木 紀男; 藤沢 登
Japanese Journal of Applied Physics, 19(8), p.1509 - 1514, 1980/00
被引用回数:3 パーセンタイル:20.69(Physics, Applied)金属不純物についての実験的検証を行った。スパッタリングによる金属不純物を軽減するために、作動ガス入射によるスクレイプオフプラズマの電子温度の低減化について調べた。スクレイププラズマの電子温度、Mo線の放射強度、放射損失等について、ガス入射とガス中断との位相において調べた。その結果作動ガスの入射はスクレイプオフ層の電子温度を下げ、かつスパッタリングによる金属不純物の流入とそれによる放射損失とを軽減することを明らかにした。そしてガス入射は振動の成長を抑制することも明らかにした。
鈴木 紀男; 大塚 英男; 河西 敏; 藤沢 登; 上原 和也; 竹内 浩
Journal of Nuclear Materials, 93-94, p.282 - 285, 1980/00
被引用回数:6 パーセンタイル:58.22(Materials Science, Multidisciplinary)金属不純物を低減する事は核融合炉達成のため,不可欠な重要問題である。ジュール加熱プラズマでは、金属不純物発生の主な原因は、定常状態ではスパッタリングであり、不安定なプラズマではアーキングであるとされている。追加熱を行った場合には、金属不純物の発生はどうなるのかという視点から、RF加熱時のプラズマ壁相互作用の研究を行った。その結果、重要な発生原因として、a)RF加熱に伴って発生する軽元素不純物によるスパッタリング b)RF加熱に伴って発生する高エネルギー粒子によるスパッタリング c)加熱によって上昇した境界層の電子温度によるスパッタリングの増大 が考えられた。実験結果及び考察の結果を報告する。
大麻 和美; 前田 彦祐; 山本 新; 永見 正幸; 大塚 英男; 河西 敏; 小田島 和男; 木村 晴行; 仙石 盛夫; 下村 安夫
Journal of the Physical Society of Japan, 46(5), p.1635 - 1640, 1979/00
被引用回数:6DIVA(JFT-2a)を用いて、金属不純物の発生メカニズムに関する研究を行なった。方法は、実際に装置で用いられていたシェルの表面に残されたスパッタリングコーンの成長度の空間分布を SEM(scanning electron micrograph) を用いて調べた。その分布をAuIの発光強度の空間分布と一致していることを明らかにした。又、シェルの一部にバイアスをかけた時とAuIの発光強度の変化から、不純物イオンによるスパッタリングが主に効いていることを明らかにした。
木村 晴行; 上田 憲照*; 前田 彦祐; 山本 新; 永見 正幸; 小田島 和男; 仙石 盛夫; 下村 安夫; 関 昌弘; 河村 洋
JAERI-M 7287, 14 Pages, 1977/09
DIVAのダイバータ領域に於ける熱流束・粒子束に対して時間的・空間的分解能の良い測定が行なわれた。ダイバータ一部で電子がトロイダル電界によって加速される側では逃走電子が存在しない場合にでも比較的大きな熱流束が存在する。DIVAに於ける重元素不純物はこの比較的大きな熱流束に依ると考えられている。詳細な測定の結果、この熱流束はエネルギー領域が100から200電子ボルト程度の比較的低エネルギーの電子に依ることが結論される。熱流束と粒子束との間の量的な関係が得られ、且つこれが上述の電子の効果を入れた簡単なシースモデルで良く説明できる。
関根 直紀; 江田 考志; 高崎 和亨*; 川崎 貴啓*; 稲川 拓夢*; 茅野 雅志
no journal, ,
日本原子力研究開発機構 プルトニウム燃料技術開発センターにおけるMOX試料中の金属不純物含有率分析の手法として、新たにICP-AESの導入を検討している。MOX試料の主成分であるPuやUの発光スペクトルは非常に複雑であり、連続したバックグラウンドの上昇や分光干渉をもたらす。そのため、MOX試料中の金属不純物元素を精度よく定量するためには、分析の前処理としてPuやUを除去する必要がある。本発表では、その前処理に係る試験の概要と結果について報告する。